オリンピックゲーム2018ブエノス・アイレス ユースオリンピックアジア予選

いよいよ始まりましたタイで行われるユースオリンピック2018ブエノス・アイレスのカイトサーフィンアジア予選。アジアでの国枠は1国なのでオリンピックゲームへの出場権を取るためには優勝しかありません!ノースカイトボーディングジャパンの唐門紘選手が出場出来る年齢だったので、カイトサーフィン初の日本人オリンピアン目指して頑張ります!

種目はフリースタイルやレースではなくツインチップでのスラローム競技で、期間中に何回もレース行いいくつかのレース結果をピックアップして順位が決まります。内容は一斉にスタートして風下のブイをいくつか周りゴールすると言うシンプルな種目。要はヨーイドンして一番にゴールすれば良いんですが、一番難しいのがスタート。スノーボードのボーダークロスの様にスタートラインで選手たちが止まった状態からのスタートではなく、レーススタート開始時間にスタートラインを切ってスタートするやり方なんです。もうちょっと詳しく説明すると、スタート2分前に海上のフラッグで知らされて、選手は各自の時計などのタイマーをセットしてスタートラインの一番いいポジションを狙ってスタートラインを切ります。ただ他の選手もいていい位置を取れなかったりするので、スタート前のポジション取りが結果を左右すると言ってもいいくらい。

ここ数年、唐門選手は国内外のレースに積極的に参加して成績も上げて来てるのでスタートは慣れてます。次のポイントは第1ブイを周る時。スタートラインは風上から風下に向かってかなりの距離が取られていますが、ブイは2メートルほどの大きさでそのブイのギリギリを狙って全選手が猛スピードでめがけて走ってきます。ブイを周る時はもう前の選手が触れる距離だったりして、カイト同士が絡まったりすることもあります。第1ブイを回った後はかなり結果が見えてくるので、勝負はスタートと第1ブイを回るまで!まれに前の選手同士が絡んでるところを上手く抜けて優勝なんてレースもありますから多少は運もあります。
今日はエントリーが終わってからはフリーで選手は夕方まで練習してました。中でも目立っていたのが中国チーム。

中国はナショナルチームでの参加でカイトも中国国旗使用!威圧感が半端無い。

レースについてはこれくらいにして、とにかく明日からの試合もブログで報告していきますのでお楽しみに!

この記事をシェアする