
最終日の今日は今大会ではじめてのライトウインドレースでのスタートでした。1レース目は絶好調のクリスティアン・ティオでも時折カイトを振りながら加速する場面が見られ、それでも上手くブローの入った時には加速して1位フィニッシュ。後続の選手の中には諦めてコースアウトしたりリランチ不可能になった選手も。誰か一人でもフィニッシュしたらリコールにはならないルールなのかな?
第2レースの唐門紘は15Mで体格の大きい選手が苦戦する中スルスルっと抜けて軽い選手とトップ争いでもしや1位?と思った矢先にリコールになってしまいました。もうちょっと吹き続けてくれれば1位が取れたかもしれないのに。しばらくウエイティングが続き徐々に沖が黒くなり風が入ってきてレース再開。この日もクリスティアン・ティオの勢いは誰も止めることが出来ませんでした。
風のアップダウンが激しく抜けるとカイトを振るコンディションでありながらもどの選手よりも大きいサイズで走り続けたティオは、まるでハイウェイをフルスピードで駆け抜けるランボルギーニ!
リーディングエッジの径がかなり細くなった2018 DYNOはビッグカイトでありながらカイトターンがとても早い様に見えました。
唐門紘もスタートポジションでこれまで以上に攻めに出た最終日でしたが、上位選手との差を縮める事が出来ずに8位。
今回は体格の大きい選手相手にファイナルまで進んだレースもあり良いレースもありました。
しかし5月に行われる中国での予選がラストチャンス。課題は少しでも大きいサイズで走れる様になる事と、メンタル面がもっと強くなれば表彰台も夢ではないと思ってます。
頑張れ紘!