
いよいよアジア予選もあと2日!風も前半よりは少し弱くなり、トップ選手で18M〜15Mを使うヒートが多い1日でした。今大会のミニマムウインドは8ノットなので体格の小さい選手が有利では?と考える方が多いですが、体格の小さい選手が18Mなどの小さいサイズを使うコンディションはおそらく5〜6ノットなので、ウェイティングになりレースはスタートしません。
実はこのユースオリンピックでは試合で使用出来るのはカイト4枚とボード1本と決まっています。トップ選手の殆どが18,15,11,9M辺りのカイトサイズを登録していますが、体格の小さい選手は15,12,9,7Mと言ったサイズを登録しています。ボードはメジャーブランドの物で140cm前後を登録しているの選手が殆ど。話を戻しますが大きいサイズは一般的に風の抜けが悪く風下にパワーが掛かります。レースではオーバーサイズを使用するので、掛かるパワーは相当なもの。でも小さいサイズを使えばスピードで負けてしまうので、風の弱い時でも体格の大きい選手が有利になります。
この日DYNO 18Mを殆どのレースで使用していたクリスチャン・ティオは、スタート前にカイトを落としてリランチに苦戦するシーンもありましたが、4レース中3レースを1位フィニッシュで終えており絶好調。2位との得点差も6ポイントなので、このまま行けばアジア代表を手にしそうです。
そして我らが日本の唐門選手は昨日からの不調を1レース目でも引きずってしまい。
しかし2レース目から気を取り直してスイッチが入ったのか第1ブイで綺麗に前の選手の風下に入り順位を上げ、他の選手のOCSで2位でフィニッシュ!!その後のレースでは安定した走りで1日を終えることが出来ました。
さて明日はいよいよ最終日です!