
4レースが行われた大会3日目。今日の唐門選手は正直良いところなし。2レース目ではスタート時間を間違えてDNS。ほかのレースでは風のアップダウンが激しくカイトサイズが合わずにアンダーだったりオーバーだったり。スタートは数百メートル沖なので当然インサイドとは風速が違う事があります。ですが沖に行ってサイズを確認して、また戻ってきてサイズを変更する時間はありません。実は昨日全レース終了後にコーチや選手の親が参加するファンレースが行われ、僕も参加しました。実際に走って分かったのですがブイまでほぼアビーム角度で走るので、アンダーだとカイトにパワーが入らずにスピードが落ちてしまいます。なのでいかにオーバーサイズでも乗れるかがダウンウインドレースで勝つための重要なポイントになります。
そして今回の大会に参加している殆どの選手が使用しているボードがこれ。
UPEKSHAブランドのGAWAボード。
スペックは163×37,166×42の2サイズ。
フルカーボンでフレックスはとても硬く軽量。跳ね上がったチップとヒールサイドオンリーのフィンと、あまりプロダクションボードでは見かけないルックスのボードです。
ノースカイトボーディングフィリピンチームのクリスチャン・ティオはこのボードにブーツを付けて使用してます。
カイトはオゾンのEDGE V9を使用する選手が多く、やはりレースはオゾンと言った印象をアジアでも改めて感じました。
次にノースカイトボーディングのDYNO。
2018モデルにフルモデルチェンジされこれまで5ライン専用モデルでしたがこのモデルから4ラインでも使用可能になりクリスチャン・ティオは4ラインで使用してました。
地元タイの現在トップのサルーンはエアーラッシュを使用。
ウェブには載っていないモデルなのでまだリリース前のモデルかもしれません。また今回は毎日の様に選手が使用しているギアが登録しているギアと同じ物かを確認していました。でも全レース終了後に行っているので、ゴール直後に行わないと意味ないじゃん!って突っ込みたくなりましたけどね。