ブエノス・アイレス2018ユースオリンピックアジア予選2日目

この日は風の吹き上がりが早く、11時にはサーマルウインドが8メートルまで達しました。4レースが行われ唐門選手は2レースはファイナルに勝ち進み、昨日よりもかなり調子を上げてきている様子。全てのレースで体格の大きいトップ4選手達の次に必ず付けており、ヒートによって前の選手がクラッシュして3位になったりトップが2人しか入っていないヒートでは3位に入っています。それだけしっかりとトップに付けてプレッシャーをかけれているということが言えます。2レースを終えた頃に風が吹き上がり10Mから7Mにサイズチェンジ。

トップ選手達は15や13から11にチェンジ。

残りの2ヒートではブイを回る時のダウンループで前の選手との距離が開く事が多くなってきました。動画を確認すると小さいカイトサイズではボードをスイッチしようとしてポップして浮いている最中に、パワーゾーンからウインドエッジまでカイトが早く抜けてしまっていました。

最後のヒートではブローを食らいクラッシュしてしまうレースもあり表情を曇らせる唐門選手。

明日からのレースは小さいカイトサイズでのダウンループ操作がトップとの差を詰めれるポイントになりそうです。

もちろんトップ4の選手達にもこの2日目から変化がみられ、ダントツでトップだったタイのSarun選手がクラッシュ2回あり2位に転落。

4位だったフィリピンのChristian選手はかなり調子を上げてきてトップを取ったレースもあり3位に。

中国チーム2選手は1位と4位に付けています。

中国チームのコーチは出廷エリアとゴールエリアを無線で指示を出しながら行ったり来たり。

あと3日レースが行われるのでまだまだチャンスがあります!

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